調べると昭和４１年開店だから９歳の時。新聞チラシか近所用に配られたのか
は覚えてないが開店記念の食事券を持って父親に連れて行ってもらった。
その時はカレーを食べたが、銀色の皿には白いご飯と黒いルウー、具といえば
牛肉のかたまりがひとつ。これは宇宙食か、みたいな驚きで食べたのを覚え
ている。ホントのカレーはこんなんじゃと翌日学校で自慢したものだ。
初「えびめし」の記憶がないのが残念だが「いんでいら」は歩いて５分ほど
のこともあり、休日のご馳走として家族や友人達とよく通った。
もちろん「えびめし」だけで腹一杯になる訳がなくフライやカツも注文したが
ある時ライスの大盛りを注文すると、どう間違えたのかポークカツを大盛り
（デカイやつ）にして持ってきた。こういう注文もできるのだと少しおとなに
なった気がしたものだ。
その奉還町「いんでいら」が閉店してからは「えびめし難民」となり北方（閉店）
や倉田（場所がバイパスの南に移転）、新見（量が1.5倍ありましたな）
牛窓や天地下（個人的には認めたくない）など未だ彷徨っている。
