ボイラーの故障で暫く休業となっていた 「のとろ温泉天空の湯@岡山県苫田郡鏡野町富西谷」 に向かうため早起きして出発したのだが、何処にも寄らずに走ったもんでスッゲー早く着いてしまった。 それで近くにある誰もいないキャンプ場に車を停めてボーっとしてたら、風が強くなり暗い灰色の雲が空いっぱいになってきたもんで、こりゃ露天風呂の気分じゃないわと山を下って奥津温泉郷に向かうことにした。
東和楼は 「湯船の底から湧き出る温泉」 と 「地下洞窟風通路」 で気になってた温泉。 日帰り入浴は10時からとなってるが、お隣の 「奥津荘」 と競っているのか9時には入れるみたい。
自家噴出の源泉かけ流し。 湯船からどんどんオーバーフローしてるので洗面器が流されて排水口に溜まってる。
湯船は胸まで浸かる立湯。 写真中央の右斜め下に湧出口が見える。 そろそろ上がろうとしてたら爺さんが入ってきた。 東和楼の湯に毎週金曜浸かりに来るという爺さんは賑やかだった頃の奥津温泉の様子を懐かしそうに話す。 でも現在は入浴できなくなってる河原の露天風呂に40年前浸かったことを伝えると 「ワシャ入ったことないんじゃ」 溺れそうになったわ。