７月のロープウェーの解体作業に続き山頂にある観覧車の撤去が始まった。京山ロープウェー遊園の記憶といえば観覧車が建つ1９８２年以前のことが多いのだけど３０年近くにわたって岡山のシンボルとして親しまれてきた観覧車がなくなってしまうのは残念だ。西口育ちにとって「山」といえば東山じゃなく京山。小学生の頃はロープウェイ下のすこし右側にある山道を登って展望台の隅からこっそり遊園内に侵入し京山タワー内に入って係員の目を盗んでは客が遊んだ後のスマートボールの台を持ち上げ玉を穴に入れて景品を出したり、大きいレーシングカーのコース（レーンにガイドの溝があり通電してるやつ）ではまだ走る車をみつけてタダで遊んでたなぁ。でも京山でいちばん好きだったのは中学生の頃あったドッジボールを大砲の筒に入れ圧力で鬼の的にあてるやつ。パンパン菓子（ポン菓子）みたいな緊張感と爆発音がして好きじゃったわ。
わが家の墓は京山の西側にある。死んでからも京山タワーを眺めていたいものだ。
