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リーさんが心配





産経新聞の記事です


「岡山県華僑華人総会」(岡山市北区)の会長を務める70代の男性が昨秋、中国に出張したまま日本に戻れない状態が続いていることが8日、同総会関係者らへの取材で分かった。関係者によると、中国で拘束されたとの情報もある。詳しい事情などに関し、同総会では「取材に応じられない」としている。 関係者らによると、この男性は昭和21年、島根県生まれの華僑2世。中学時代から華僑運動を始め、特に西日本の華僑華人社会では影響力の強い人物として知られている。






中華料理「天安門」閉店時の挨拶文です


                    ご 挨 拶
島根・出雲で生まれ育ち32年。
岡山での生活32年間。
八仙閣支配人9年 → 独立・天安門!
古新田16年〜灘崎9年 ⇒ 中華料理の世界をサヨナラ…致します。
6月30日(水)まで休まずご奉仕(お食事代のみ10%引き)。
中国料理のイロハも知らない私が皆様のお支えで今日迄迎えられた事に心から感謝申し上げます。
お料理は政治と違い、どなたでもおいしいものはおいしいと求めてご来店いただける“食文化交流店”として、今日迄頑張ってきました。
その店があったからこそ、祖国の同胞に就労する場を提供出来、日本へ調理師の家族来日が実現出来ました。
又、地域の食材を中華料理の中で生かし、新しい商品も開発、県内外のメディアにも大きく取り上げられ、少しは地域社会に貢献出来たカナ?…中華業界の発展に寄与出来たカナ?!と思います。来日する同胞の困り事相談所としての天安門店は6月末日で閉店は致しますが、来岡する多数の同胞を支援する場所を作る必要にせまられており、ますます無から有の為、努力しなければなりません。共働きが必要な同胞の為の託児所・金融機関・学校・派遣事業等を設立し、同胞に喜んでいただける為、頑張る決意で、今後共ご指導いただけるよう心からお願い申し上げ天安門閉店のご挨拶と致します。
                               2010年4月吉日
                                  劉 勝徳






       やはり リーさんだわ






過去に記事にしたリーさんのこと


天安門@岡山市南区古新田


いい加減な記憶だけど21世紀になって間もない頃、それまで15年間営業していた古新田から移転(岡山市南区灘崎町西紅陽台)し、2010年に閉店してしまった中華料理屋さん。 古新田にあった店はそこそこ広い田舎のドライブインみたいな建物で、入店すると 「リーでーす」 (ホントは劉さん)と中国の陽気なオッチャンが向かえてくれた。 後で知ったがリーさんは岡山県華僑人総会の会長をしてたので、天安門はリーさんを頼って中国本土からやって来た腕のいい料理人による超本格的な中華料理を提供する店だった。 確か店で働いてた中国本土にも数人しかいない特一級厨師の家族をリーさんが呼び寄せる活動をしてた時はローカルニュースに取り上げられたことがあったし、「料理の鉄人」で、次週は特一級厨師のチャレンジャーが登場しますとの予告があった時は、オイオイ天安門がテレビに出るぞとワクワクして待ってたのに別の店にいる特一級厨師が映ってガッカリなんて事もあった。 職場に出入りするお弁当屋さんを選ぶ際に天安門を推薦し、何度かリーさんにお願いして配達してもらったけど、唐辛子が辛い、山椒が苦い、大蒜が臭いとOLのお弁当には本格的すぎて注文が続かなかったのは笑い話。 2001年に台湾の李登輝前総統が来日した際、倉敷の病院に入院した事を伝えるニュース映像にいつものニコニコ顔じゃない怖い顔したリーさんが映ってたのは悲しかった。 でも古新田時代の後半にやってた朝8時からの朝粥モーニングは贅沢な思い出だ。