つよ○フクちゃん+

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今日の晩ごはん


ジャガイモを丁寧に裏ごししたコロッケはまるでクリームコロッケみたいになめらか。
宮崎の日南にある王手門酒造「不阿羅王(ふぁらお)」は5年間も甕で貯蔵した焼酎。
奥さまは何度も「こりゃ日本酒みたいじゃ」といいながら美味しそうに飲んでました。
そして、さよなら「南泉」


料理上手の奥さまのコロッケはもちろん美味しい。だがコロッケだけはお袋の味に軍配
が上がる。それは商店街の肉屋やレストランなんて目じゃない、肉汁を感じる奇跡の味。
ただし、お袋のコロッケはムチャ美味しいのと引き換えにチョト危険なシロモノでもある。
普通はミンチ肉と玉葱を炒めるのだが、お袋のコロッケはこんな面倒なことはしない。
生のミンチ肉と玉葱を茹でた熱々のジャガイモにぶち込むのである。これを低温の油で
じっくり揚げていくのだ。肉汁と玉葱の甘味が直接ホクホクのじゃがいもにしみ込む訳。
奥さま的には「そんな恐ろしい」「料理の基本を知らん」てことになるのは理解できるが、
この危険で美味しいコロッケをなんとか受け継いでもらいたいものだ。